Canna をインストールする
OpenBSD で使用できる仮名漢字変換ソフトには、Free Wnn と Canna があります。
ここでは、動作の安定性の点で優れていると思われる Canna を選択し、
それをインストールする手順を紹介します。
現在の最新版は、Ver3.5 β2 ですが、既に公開から5年以上が経過し、開発も止まっています。
利用者による非公式パッチが幾つか出ているので、それらも取り込むことにします。
有志により開発が再開されています。
現在の最新版は 2004/05/20 にリリースされた Ver3.7p3 です。
詳細 → 日本語入力システム「かんな」
- ソースを展開し、パッチを当てます。
% tar xzvf …/Canna35b2.tar.gz
% cd Canna35b2
% patch -p1 < …/Canna35b2-unoff1.patch.gz
% patch -p1 < …/Canna35b2-unoff2.patch.gz
- Canna.conf を環境に合わせて書き換えます。 以下が変更する行です。
libCannaDir = /usr/local/lib
ErrDir = /var/log/canna
cannaOwner = canna
cannaGroup = canna
cannaDsoRev = 1.0
DicDir = /var/dict/canna
- canna/widedef.h を書き換えます。
#if defined(__FreeBSD__) || defined(__NetBSD__)
となっている2箇所を、以下のように変更します。
#if defined(__FreeBSD__) || defined(__NetBSD__) || defined(__OpenBSD__)
- imakeを実行して、makeします。
% imake -DPorts -DUseInstalled -I/usr/X11R6/lib/X11/config
% make Makefile
% make canna
-
グループIDを追加します。 /etc/group に以下のような設定を追加します。
canna:*:128:
-
ユーザIDを追加します。 vipw コマンドで以下のような設定を追加します。
canna:*:128:128::0:0:Canna server:/root:/sbin/nologin
-
インストールします。 /usr/local/canna の下に格納されます。
% su
# make install
-
使用するポート番号の定義を確認します。
/etc/services に以下の定義があればOKです。
canna 5680/tcp
-
起動の設定を /etc/rc.local に記述します。
echo ' cannaserver'
/usr/local/canna/bin/cannaserver
-
停止の設定を /etc/rc.shutdown に記述します。
/usr/local/canna/bin/cannakill