tcsh をインストールする

OpenBSD には行エディット機能やコンプリーション機能をもったシェルが付属していません。 これらの機能を持ったシェルとしては、tcsh, zsh, bash などがありますが、 個人的な趣味で、tcsh をインストールすることにします。

現在の最新版は、6.13.00 (2004/05/19 リリース) です。

各種情報とソースの入手

  1. 公式と思われるWebサイト
    http://www.tcsh.org/Home
  2. ほぼ最新のリリース 6.13.00 のアナウンス文
    ftp://ftp.astron.com/pub/tcsh/Announce-6.13.00
  3. ほぼ最新のリリース 6.13.00 の tar archive (844,755 byte)
    ftp://ftp.astron.com/pub/tcsh/tcsh-6.13.00.tar.gz ・・・ 配布元
    ftp://ftp.t.ring.gr.jp/pub/NetBSD/packages/distfiles/tcsh-6.13.00.tar.gz
    この他の NetBSD を配布しているサーバからも入手可能です。
  4. 日本語オリジナルカタログ ・・・ OpenBSD では NLS 機能が不完全なので使用できないようです。
    http://www2.wbs.ne.jp/~znc/tcsh/catalogs/index.htm

コンパイル

  1. ソースを展開します。
    % tar xzvf …/tcsh-6.13.00.tar.gz
    % cd tcsh-6.13.00
    
  2. config_f.h を編集し、以下の3箇所を変更します。 必要に応じて、その他の項目も変更します。
    #undef NLS          /* NLS機能を使わないように #undef に変更します。*/
    #define KANJI       /* 漢字が使えるように #define に変更します。*/
    #define DSPMBYTE    /* 漢字が使えるように #define に変更します。*/
    
    ※ 最近の版では KANJI と DSPMBYTE は始めから #define になっているようです。
  3. configureを実行して、makeします。
    % ./configure
    % make
    

インストールと設定

  1. インストールします。 /usr/local の下に格納されます。
    % su
    # make install
    # make install.man
    
  2. ログインシェルとして利用できるように、/etc/shells に以下の行を追加します。
    /usr/local/bin/tcsh
    
  3. 漢字や履歴機能が使えるように、各利用者の .cshrc 等に以下のような設定を追加します。
    set dspmbyte=euc
    set history=100